知床観光圏のリンク

知床観光圏協議会

〒099-4113
北海道斜里町本町29番地8
知床斜里町観光協会内
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4月下旬に国道334号・知床横断道路と、知床五湖へ通じる道道が開通。
草を求めてエゾシカたちは道路のあちこちに出てきますので、運転は気をつけて。せっかく1年かけて伸ばしたオスのエゾシカの角は、生えかわるため落ちてしまいます。
羅臼町では全国でも珍しいシャチの目撃率が高いのがこの時期です。
知床五湖の散策路にはミズバショウが咲き乱れ、短い花々の時期の始まりを告げます。

海岸ではハマナス・エゾカンゾウやユリ類などが咲き乱れ、半島基部ではオホーツク方面には白・ピンクなどのじゃがいもの花が咲き、美しい田園風景が広がり、標津方面では牧草ロールや牛の放牧といった北海道らしい風景が見られます。登山・観光船・シーカヤックなどのアウトドアに最も適した時期です。清里町の「さくらの滝」では、サクラマスの豪快なジャンプが見られ、河口ではカラフトマスの遡上も始まります。
羅臼町では体長15mクラスのマッコウクジラをはじめとしたクジラ類が多く見られるのがこの時期。またイルカは9割以上の確率で見られます。
エゾシカがかわいいバンビ模様の夏毛に生えかわります。

知床連山・知床峠・根北峠・標津町の金山渓谷などが紅葉を迎え、年によっては山裾が紅葉、山頂部は初雪による冠雪という、北海道ならではの山岳風景が見られます。角が立派に育ったオスのエゾシカたちは、メスをめぐって盛んに戦い、求愛行動をします。
小麦、ジャガイモの収穫のため、あちこちの畑でトラクターが忙しく走り、ホクホクした新ジャガが食べられます。
日本の漁獲のほとんどを知床が占める、シロザケの漁が最盛期を迎え、川が真っ黒になるほど遡上してきます。おすすめグルメもやはりサケ・イクラ類、そしてその中でも1,000本に1本と言われる脂ののった幻の鮭・「鮭児」は10月頃から食べられます。代表的な郷土料理は、鉄板に鮭の半身とキャベツなどの野菜を乗せ、味噌だれやバターで味付けした「ちゃんちゃん焼き」。

知床横断道路は閉鎖となり、長い冬が訪れます。滝は凍り、知床連山や斜里岳も真っ白に冠雪します。ガイドツアーを利用すれば、歩くスキーやスノーシューで森の奥の動物たちを観察できます。
ロシアのアムール川から遠く流れ着いた流氷は知床半島に接岸した後、国後島・野付方面まで回り込みます。ドライスーツを着て流氷の上を歩く「流氷ウォーキング」はウトロで楽しめます。ぜひ体験しましょう。(※ガイドツアー以外で流氷に乗るのは大変危険ですのでおやめ下さい)
天然記念物のオオワシ・オジロワシをはじめとした野鳥類を撮ろうと、世界中からバードウォッチャーやカメラマンが集まります。羅臼町では冬も観光船を運航しており、時期によっては流氷の上のアザラシやワシ類を見られます。